5歳から11歳のお子様も新型コロナワクチン接種を受けることができます。
ワクチン接種について、お子様と一緒にご検討ください。
※5歳から11歳のお子様へのオミクロン株対応ワクチンによる追加接種が承認されました。詳しくは国(厚生労働省)のリーフレットをご覧ください。
厚生労働省が公表している新型コロナウイルス感染症の発生動向や、副反応に関する情報等はこちらにまとめています。接種を判断する際の参考としてください。
5歳から11歳(12歳の誕生日の前々日まで)のお子様
<初回接種の間隔>
通常、3週間の間隔をあけて、合計2回接種します。
※1回目の接種から間隔が3週間を超えた場合、1回目から受け直す必要はありません。できるだけ速やかに2回目の接種を受けていただくことをお勧めします。
<追加接種(3回目以降)の間隔>
3か月以上
※接種間隔が「5か月」から「3か月」に短縮されました。
<初回(1・2回目接種)>
5歳から11歳用の従来型ワクチン(ファイザー)
<追加接種(3回目以降)>
5歳から11歳用のオミクロン株対応ワクチン(ファイザー)
※接種1回あたりの有効成分量は大人用ワクチンの3分の1となっています。
接種時の年齢により、使用するワクチンが異なりますので、下表で確認をお願いします。
1回目接種時 の年齢 | 2回目接種時 の年齢 | 3・4回目接種時 の年齢 | 接種するワクチン | |
---|---|---|---|---|
① | 11歳 | 11歳 | 12歳 | ●1・2回目 5歳~11歳用ワクチン ●3、4回目 大人用オミクロン株対応ワクチン |
② | 11歳 | 12歳 | 12歳 | ●1・2回目 5歳~11歳用ワクチン ●3、4回目 大人用オミクロン株対応ワクチン |
③ | 12歳 | 12歳 | 12歳 | ●1・2回目 大人用従来型ワクチン ●3回目 大人用オミクロン株対応ワクチン |
①2回目の接種時に11歳だったお子様が、3回目または4回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合
・3,4回目の接種では、大人用オミクロン株対応ワクチンを接種します。
※12歳になってから3、4回目接種をされる場合については、「オミクロン株対応ワクチン接種について」のページをご覧ください。
②1回目の接種時に11歳だったお子様が、2回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合
・1・2回目接種では、5歳~11歳用ワクチンを接種します。
③1回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合
・1・2回目接種では、大人用従来型ワクチンを接種します。
※12歳になってから1・2回目接種をされる場合については、「1・2回目接種がまだお済みでない方へ」のページをご覧ください。
政令等の改正により、9月6日から小児(5歳~11歳)の方へのコロナワクチン接種について「努力義務」が適用されることとなりました。ただし、接種は強制ではなく、予防接種の効果と副反応のリスクの双方についてしっかり情報提供が行われた上で、接種を受ける方の同意がある場合に限り、自らの意思で接種を受けていただいています。16歳未満の方の場合は、原則、保護者(親権者または後見人)の同伴と予診票への保護者の署名が必要となり、保護者の同意なく接種が行われることはありません。署名がなければワクチンの接種は受けられません。幼稚園・学校や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いいたします。
厚生労働省Q&A「なぜ小児(5~11歳)の接種に「努力義務」が適用されるようになったのですか。」(外部サイト)
既に、対象者への発送は終えています。
接種券を紛失された方は接種券再発行の申請をお願いします。
前回の接種から3か月が経過している方へ3月24日(金)に発送済みです。
その後は、前回の接種完了日から3か月経過した頃を目途に週単位で順次発送します。
接種券および以下の同封物は、水色の封筒に入って届きます。
<1・2回目接種>
<3回目接種>
市内の個別接種実施医療機関で接種ができます。
1・2回目接種と3回目接種で予約できる医療機関が異なりますので、下表で確認をお願いします。
1・2回目接種実施医療機関一覧(従来型ワクチン)
3回目接種実施医療機関一覧(オミクロン株対応ワクチン)
接種券が届いた方からご予約いただけます。
医療機関に直接ご連絡ください。
※副反応等による処置を行う場合、医療機関での保険診療になることがあります。念のため、健康保険証をお持ちください。
※保護者が特段の理由で同伴することができない場合は、お子様の健康状態を普段から熟知する親族等で適切な方が、保護者から委任を受けて同伴することが可能です。
※予診票の署名欄には必ず保護者が署名してください。
・新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。
・ただし、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
(例) 4月1日に新型コロナワクチンを接種した場合、他のワクチンを接種できるのは、4月15日(2週間後の同じ曜日の日)以降になります。
厚生労働省Q&A「新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種することはできますか。」(外部サイト)
新型コロナワクチンを受けることで、新型コロナに感染しても症状が出にくくなります。5~11歳における2回目接種後7日以降の発症予防効果は90.7%と報告されています。また、追加接種(3回目接種)後は、オミクロン株を含む新型コロナウイルスに対する中和抗体価が上昇し、時間経過とともに低下した初回接種(1・2回目接種)による発症予防効果が回復すると報告されています。
厚生労働省:5歳~11歳の子どもへの初回接種(1・2回目接種)についてのお知らせ
厚生労働省:5歳~11歳の子どもへの追加接種(3回目接種)についてのお知らせ
症状が出た人の割合 | 接種後の症状(2回目接種後→3回目接種後の症状の発現率) |
---|---|
50%以上 | 注射した部位の痛み(72.2%→73.9%) |
10%~50% | 疲労(46.6%→45.6%) 頭痛(30.1%→34.0%) 筋肉痛(12.5%→18.3%) 発赤(16.5%→15.6%) 腫脹(14.0%→16.4%) 悪寒(10.3%→10.5%) |
1%~10% | 発熱(8.8%→6.7%) 関節痛(5.5%→6.7%) 下痢(6.5%→4.9%) 嘔吐(1.8%→2.4%) |
厚生労働省では、ワクチンの接種後に生じうる副反応を疑う事例を収集し専門家による評価を行っており、報告された症例や評価について紹介されています。
※接種によって得られる利益と、副反応などのリスクを比較して接種の是非を判断してください。
新型コロナワクチンの副反応疑い報告について(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)
ワクチン接種後の発熱や痛みに対しては、医師が処方する薬以外にも、市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン等))で対応いただくことができます。
また、発熱時には、水分を十分に摂取することをお勧めします。また、ワクチン接種から数日~1週間くらい経過した後に、接種した腕のかゆみや痛み、腫れや熱感、赤みが出てくることがあります。その多くは武田/モデルナ社のワクチンで報告されていますが、ファイザー社のワクチンでも起こることがあります。数日で自然に治ると報告されていますが、発疹がかゆい場合は冷やしたり、市販の抗ヒスタミン剤やステロイドの外用薬(軟膏等)を塗ると、症状が軽くなります。こうした成分は、市販の虫刺されの薬などにも含まれています。症状が特に重かったり、長引くなどがあれば、医療機関等への受診や相談をご検討ください。詳細は、「新型コロナワクチンQ&A(厚生労働省)(外部サイト)」をご確認ください。
一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めて稀ではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。
なお、現在の救済制度の内容については、こちらをご参照ください。
小児接種に関するQ&A(厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A)(外部サイト)
厚生労働省「5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ」(外部サイト)
●集団接種会場の予約、接種券の再発行、接種に関する一般的な相談について
出雲市新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター
☎0853-21-6613
対応時間:9:00~18:00(平日のみ)
●コロナワクチン施策の在り方、ワクチンについて
厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター
☎0120-761770
対応時間:9:00~ 21:00(平日、土日・祝日)
●接種後の副反応に関することなど、医学的知見が必要となる専門的な相談について
しまね新型コロナウイルス感染症 「健康相談コールセンター」
☎0853-24-7017
対応時間:8:30~ 21:00(平日、土日・祝日)